
面接が苦手な看護師さんほど、「何を聞かれるのか分からない」「答え方に正解がない気がする」と不安になります。ですが、実際の看護師採用面接は“雑談力”ではなく、頻出質問に対して一貫した軸で説明できるかを見ています。つまり、準備で差がつきます。
この記事では、看護師面接 よくある質問を「面接官の意図→受かる回答の型→回答例→NG例」の順に整理し、当日そのまま使える落ちない準備リストまで落とし込みます。病院だけでなく、クリニック・訪問看護・介護施設でも質問の“根っこ”は同じです。違うのは、見られるポイント(安全・連携・継続勤務・接遇)と、エピソードの選び方です。
また、本記事では、筆者自身が実際に利用者へのヒアリングを行い、さらにSNS(X・Instagram)やGoogle口コミを複数確認したうえで、面接で評価されやすかった伝え方の傾向を要約しています。
そして、転職サイトの登録から面談、面接対策までを実際に利用した経験をもとに、UIの使いやすさや連絡のテンポ、サポート対応など、現場で感じたリアルな使用感もあわせて解説しています。
読み終える頃には、回答を丸暗記するのではなく、どんな質問にもブレない「自分の軸(3点セット)」が完成しているはずです。では、面接前にまず整えるべき準備から始めましょう。
面接対策で最短の近道は「回答の暗記」ではなく、“軸”を固定して例文を自分の経験に置き換えることです。軸=①志望先で実現したい看護②活かせる強み③継続勤務の根拠(働き方・家庭事情・通勤など)。
目次
- 面接で落ちないための準備リスト(当日までにやること)
- 看護師面接でよくある質問(まずは“確実に聞かれる”6問)
- 40代看護師の面接で見られやすいポイントと対策
- 「看護師 面接 よくある質問」で検索している人が不安に思っていること
- 質問1:自己紹介をお願いします
- 質問2:志望動機を教えてください
- 質問3:転職(退職)理由を教えてください
- ブランクがある看護師の面接で評価を落とさない伝え方
- 質問4:自己PR(強み)を教えてください
- 未経験分野へ転職する看護師の面接対策
- 質問5:あなたの長所と短所を教えてください
- 質問6:看護観(大切にしていること)を教えてください
- 質問7:印象に残った経験(成功・失敗)を教えてください
- 質問8:インシデントへの対応を教えてください(経験があれば)
- 質問9:夜勤・残業・勤務条件は可能ですか?
- 質問10:キャリアビジョン(将来どうなりたい?)
- 看護師面接で「落ちる人・受かる人」を分ける決定的な違い
- 看護師面接で不合格になりやすい理由ランキング
- 面接官に刺さる逆質問の作り方(OK例・NG例)
- 施設別:質問の傾向と回答の作り分け
- 面接対策を“最短化”する方法:転職サイトの使い方(登録〜面接対策)
- 看護師転職サービス:登録方法(詳細)
- まとめ(面接で落ちないための最終チェック)
- 筆者プロフィール
面接で落ちないための準備リスト(当日までにやること)

最初に結論です。看護師面接で評価が落ちる原因は、話が下手だからではなく情報の不足と一貫性の欠如です。下のチェックを埋めるだけで、回答が“面接官に伝わる形”になります。
準備①:志望先の「理念・強み・課題」を1枚にまとめる
面接官が見たいのは、あなたが優秀かどうか以前にこの職場で長く活躍するイメージが持てるかです。公式サイト、看護部紹介、病床機能、教育体制、患者層、地域連携の取り組みを確認し、①共感点②貢献できる点③学びたい点の3つに整理します。
「家から近い」「給与が良い」だけを軸にすると、早期離職の懸念が出ます。待遇は“悪くない”程度に触れ、軸は必ず看護観・患者層・チーム連携に置いてください。
準備②:自己紹介は“30秒+60秒”の2種類を作る
自己紹介は長いほど良いわけではありません。名前→経験領域→得意→志望理由の一言で30秒版、そこに「実績エピソード」を足した60秒版を作ると、面接の流れに合わせられます。
準備③:エピソードはSTARで統一する
面接は“物語”ではなく“判断材料”です。話す順番を固定します。S(状況)T(課題)A(行動)R(結果)の順で、各1〜2文に圧縮してください。これだけで話が長い問題が解決します。
※ 本記事の集計は、2024〜2025年にかけて看護師転職経験者(20代後半〜40代・病院/訪問看護/クリニック)への個別ヒアリングと、実際の面接体験談(不合格・内定双方)をもとに整理しています。
※ 本記事は、2024〜2025年に看護師転職を経験した方(20代後半〜40代/病院・訪問看護・クリニック)への個別ヒアリングと、実際の面接体験談(内定・不合格双方)をもとに構成しています。
上記の集計は、筆者が実際に看護師転職経験者への個別ヒアリング(複数名)を行い、さらにSNS(X・Instagram)やGoogle口コミに投稿された面接体験談を確認したうえで、面接時に評価されやすかった要素を筆者基準で分類・集計したものです。あわせて、看護師向け転職メディアに掲載されている面接関連記事の内容も確認し、実際の体験談と一致する傾向のみを抽出しています。
※調査対象として確認した情報源:看護roo!(面接関連記事)、マイナビ看護師(面接対策記事)、コメディカルドットコム(医療職向け面接解説)
看護師面接でよくある質問(まずは“確実に聞かれる”6問)
40代看護師の面接で見られやすいポイントと対策
40代の看護師面接では、スキルそのものよりも「継続して働けるか」「現場に適応できるか」が重点的に見られます。年齢そのものが不利になるのではなく、面接官が確認したいのは体調管理・勤務継続の現実性・チーム適応力です。
回答では、「これまでの経験」だけを強調するのではなく、今後どのように貢献し、どのように働き続けるかを具体的に伝えると評価されやすくなります。
回答例:
これまでの経験を活かしつつ、無理なく継続勤務できる環境で力を発揮したいと考えています。体調管理と業務の優先順位を意識し、チームで連携しながら安定した看護を提供することを大切にしています。
ここからは頻出質問に入ります。質問の網羅だけだと“どこにでもある記事”になりやすいので、各質問で面接官の意図と回答の型(テンプレ)をセットで示します。
「看護師 面接 よくある質問」で検索している人が不安に思っていること
「何を聞かれるのか分からない」「模範解答がなくて不安」「落ちる人と受かる人の違いが分からない」こうした不安から「看護師 面接 よくある質問」と検索している方がほとんどです。実際の面接では、質問そのものよりも回答の一貫性・理由付け・継続勤務の現実性が見られています。
本章では、まず面接官が共通して確認しているポイントを整理したうえで、頻出質問の具体例に進みます。
質問1:自己紹介をお願いします
面接官の意図:第一印象と要点整理力(結論→根拠→結論)ができるか。
回答の型:「名前→経験(領域・年数)→得意→応募理由の一言→本日よろしく」
回答例:○○と申します。急性期内科病棟で3年、重症度の高い患者さんの観察と報連相を徹底してきました。特に状態変化の早期察知とチーム連携が強みです。地域連携を強化されている貴院で、患者さんの退院後まで見据えた看護に携わりたいと考え応募しました。本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介で職歴を細かく説明しすぎると、面接全体の時間が圧迫されます。60秒以内で“要点だけ”にしてください。
なお、自己紹介や志望動機が評価されにくい原因として、「施設ごとに見られるポイントを知らないまま話してしまう」ケースが多く見られます。事前に看護師転職サイトの比較で、面接対策や想定質問のサポート内容を確認しておくと、準備の精度が上がります。
質問2:志望動機を教えてください
面接官の意図:ミスマッチ回避(すぐ辞めないか)と、貢献の再現性。
回答の型:「共感(理念・患者層)→活かせる経験→入職後の貢献→長く働く根拠」
回答例:貴院が掲げる“在宅復帰を見据えた支援”に共感しています。前職では退院調整看護師やリハ職と連携し、家族指導の計画を立ててきました。入職後は、状態観察だけでなく退院後の生活を踏まえた説明・指導を標準化し、患者さんと家族の不安軽減に貢献したいです。夜勤も含めた勤務継続が可能な生活環境が整っているため、長期的に力を発揮できます。
実際にヒアリングした中では、「志望動機を理念だけで終わらせた結果、『どの病院でも通用する内容ですね』と深掘りされ、そのまま不合格になった」という声もありました。一方で、患者層と自分の経験を具体的につなげたケースでは、追加質問が少なく評価が高かった傾向があります。
質問3:転職(退職)理由を教えてください
面接官の意図:同じ理由で辞めないか、対人トラブル耐性、課題の言語化。
回答の型:「事実→学び→次はこうする(再発防止)→志望先で実現」
回答例:前職では急性期で学びが大きかった一方、夜勤負担が重なり生活リズムの維持が難しくなりました。そこで自分の強みである観察と説明力を、慢性期・回復期でより継続的に活かしたいと考えました。今後は睡眠と体調管理を前提に勤務計画を立て、長期的に安定して働ける環境で患者さんに向き合いたいです。
ブランクがある看護師の面接で評価を落とさない伝え方
ブランクがある場合、面接官が最も気にするのは「勘が戻るか」「安全に業務ができるか」という点です。ブランクの理由そのものより、復帰に向けてどのような準備をしているかが評価対象になります。
回答例:
ブランク期間はありましたが、復職を見据えて最新の看護手順や安全対策を確認してきました。まずは基本業務を確実に行い、分からない点は早めに相談することで、安全に貢献したいと考えています。
回答では、ブランク期間の説明を簡潔にしたうえで、復職に向けて行っている学習・情報収集・体調管理を具体的に伝えると、安心感につながります。
質問4:自己PR(強み)を教えてください
面接官の意図:職場で再現できる強みか(性格の良さではなく“行動”で説明できるか)。
回答の型:「強み→根拠エピソード(STAR)→職場でどう使う」
回答例:私の強みは、状態変化の兆候を早めに拾い、チームで共有して事故を防ぐことです。S:夜勤で呼吸状態が不安定な患者さんを受け持った際、T:SpO2は保たれていたが呼吸パターンの変化があり、A:呼吸音・痰の性状・体位変換後の反応を記録し、医師と先輩へ早めに相談、R:早期の吸引・酸素調整につながり悪化を防げました。貴院でも、観察→記録→報連相を徹底し、安全に貢献します。
未経験分野へ転職する看護師の面接対策
診療科や分野が未経験の場合、面接官は即戦力かどうかよりも、安全意識・学習姿勢・相談行動を重視します。
回答では、「未経験であること」を正直に認めたうえで、これまでの経験で共通して活かせる行動(報連相、観察、記録、チーム連携)を結びつけると評価されやすくなります。
回答例:
分野としては未経験ですが、これまでの業務で培った観察・報連相・記録の正確さは共通して活かせると考えています。入職後は早めに相談しながら、安全を最優先に業務を習得していきたいです。
質問5:あなたの長所と短所を教えてください
面接官の意図:自己理解と改善行動があるか(短所を放置していないか)。
回答の型:「長所は仕事での利点→短所は“改善中”→具体策」
回答例:長所は優先順位をつけて動ける点です。短所は慎重になりすぎて確認に時間がかかる場面がある点ですが、チェックリスト化と声かけのタイミングを固定して改善しています。結果として、確認の質を落とさずスピードを上げられるようになりました。
短所を「ありません」にすると不自然です。短所は“業務に致命的でない範囲”+“改善策があるもの”を選んでください。
質問6:看護観(大切にしていること)を教えてください
面接官の意図:その職場の文化と合うか(患者中心・チーム中心・安全中心)。
回答の型:「結論(1文)→具体例→志望先に接続」
回答例:私は、患者さんが“今なにが不安か”を言語化し、説明で安心につなげる看護を大切にしています。前職では処置前の説明を短く分かりやすく整え、家族にも共有して納得感を高めました。貴院の患者指導に力を入れる方針のもとで、説明力をさらに磨きたいです。
質問7:印象に残った経験(成功・失敗)を教えてください
面接官の意図:振り返り力、責任感、再発防止ができるか。
回答の型:「失敗→原因→対策→今の行動」
回答例:忙しい時間帯に報連相が遅れ、対応が後手になった経験があります。原因は、優先順位の共有不足でした。その後は“危険度の高い変化は即共有”をルール化し、声かけの文言も統一しました。以降、チーム内で同じ判断基準を持てるようになり、対応がスムーズになりました。
質問8:インシデントへの対応を教えてください(経験があれば)
面接官の意図:隠さない文化に適応できるか、安全行動の具体性があるか。
回答の型:「事実→初動→共有→再発防止(仕組み化)」
回答例:事実確認を最優先し、患者さんの安全を確保したうえで、直ちに先輩・管理者へ報告します。原因分析は個人責任で終わらせず、手順や環境の改善に落とし込みます。前職ではダブルチェック手順の見直しで、同種のヒヤリハットを減らしました。
質問9:夜勤・残業・勤務条件は可能ですか?
面接官の意図:継続勤務の現実性(あとから条件変更しないか)。
回答の型:「可能範囲→制約があるなら代替案→継続の根拠」
回答例:夜勤は月○回まで可能です。家庭の都合で曜日の制約がある場合は、事前に共有し調整可能な形を相談します。長期的に勤務継続できるよう、働き方のすり合わせを丁寧に行いたいです。
質問10:キャリアビジョン(将来どうなりたい?)
面接官の意図:成長意欲が職場の方向性と一致しているか。
回答の型:「目標→理由→今やること→志望先での学び」
回答例:将来は、後輩育成にも関わりながらチーム全体の安全水準を上げられる看護師になりたいです。そのために、まずは貴院の教育制度のもとで標準手順を確実に身につけ、リーダー業務にも段階的に挑戦したいと考えています。
看護師面接で「落ちる人・受かる人」を分ける決定的な違い
看護師面接の合否は、知識量や経歴の差ではなく、
「回答に一貫した判断軸があるか」で決まるケースが大半です。
実際にヒアリングした不合格事例では、
質問ごとに言っていることが微妙にズレていたという共通点がありました。
一方、内定した方は、自己紹介・志望動機・逆質問まで
同じ看護観と働き方の軸でつながっていました。
次章では、こうしたズレが起きやすいポイントを
「不合格になりやすい理由ランキング」として整理します。
看護師面接で不合格になりやすい理由ランキング
- 志望動機が抽象的で具体性がない
- 退職理由が不満の説明で終わっている
- 結論が分かりにくく話が長い
- 逆質問が条件面だけになっている
- 継続勤務への言及がない
これらは能力不足ではなく、伝え方の問題で評価を落としているケースがほとんどです。本記事で紹介している「回答の型」を使えば、十分に回避できます。
筆者が実際に確認した利用者口コミや体験談の中で、特に多かったのは「志望動機が浅いと言われた」「退職理由の説明で面接の空気が悪くなった」という2点でした。これらは、SNS(X・Instagram)やGoogle口コミに投稿された面接体験談を、筆者基準で整理・要約した結果として共通して見られた傾向です。
※調査対象として確認した情報源:看護のお仕事(面接関連記事)、ナースではたらこ(転職お役立ち情報)、ナース人材バンク(FAQ・サポート情報)
面接官に刺さる逆質問の作り方(OK例・NG例)

「何か質問はありますか?」は、単なる確認ではなく“志望度と現実理解”を見る質問です。逆質問で強いのは、条件交渉ではなく「仕事理解」「教育」「チーム」「安全」を深掘りするものです。
逆質問の黄金ルール(3つ)
ルール1:調べれば分かること(病床数など)は聞かない。
ルール2:“自分が貢献する前提”で質問する(例:入職後の立ち上がり)。
ルール3:最後は一言で締める(例:早期に戦力化したい)。
逆質問OK例(そのまま使える)
- 入職後3か月は、どのような業務から任されることが多いでしょうか?早く戦力になれるよう準備したいです。
- この病棟で看護師に特に求められる安全行動(報連相やダブルチェックの運用)を教えてください。
- 中途入職者向けの教育・フォロー体制は、具体的にどのような流れでしょうか?
- チーム連携を円滑にするために、貴院で大切にしているコミュニケーションの工夫があれば伺いたいです。
- 患者さん・家族への説明で、看護部として統一している指導の方針があれば教えてください。
逆質問NG例(落とし穴)
「残業はありますか?」「有休は取りやすいですか?」だけだと、志望度が低く見える場合があります。聞くなら“働き続けるための確認”として、最後に1問だけ、言い方も丁寧に。
施設別:質問の傾向と回答の作り分け
施設別×年代別|面接で特に見られやすいポイント
施設ごとに重視点は異なりますが、年代によっても評価軸は変わります。
- 病院 × 20代:基本手順の理解、安全意識、成長意欲
- 病院 × 40代:判断力、優先順位、チーム調整力
- クリニック × 30〜40代:接遇、回転対応、即応力
- 訪問看護 × 全年代:判断力、相談行動、緊急対応
- 介護施設 × 40代以上:観察力、慢性管理、看取り対応
面接では、自分の年代と応募施設の組み合わせを意識して、
評価されやすいポイントに寄せた回答を準備することが重要です。
病院(急性期・回復期)
病院は安全・優先順位・多職種連携が深掘りされやすいです。エピソードは「観察→報告→介入→結果」を入れると強いです。
クリニック
クリニックは接遇・回転・即戦力が重視されます。少人数運用なので「先回り」「電話対応」「混雑時の動き」を具体化します。
訪問看護
訪問看護は判断力・家族対応・緊急時の連絡が重要です。「単独訪問でも迷わず相談できる行動」を語ると評価されます。
介護施設
施設は観察・慢性管理・看取り・連携が軸です。医療依存度の違いを理解している姿勢が刺さります。
面接対策を“最短化”する方法:転職サイトの使い方(登録〜面接対策)
面接対策を独学で進めるのが不安な場合は、面接対策までサポートしてくれる転職サービスを活用するのも一つの方法です。実際の利用者口コミやサポート内容を比較した看護師転職サイトおすすめランキングを確認しておくと、準備の精度が上がります。
独学で面接対策をすると、想定質問がズレて消耗します。筆者も実際に複数サービスを触った結論として、UIが分かりやすく連絡が早いサービスは面接日程の確定がスムーズでした。特に地方求人では、筆者が確認した限り連絡が早い担当に当たると意思決定が進みやすい傾向がありました(※個人差はあります)。
登録の前に決めること(1分)
- 転職時期(今すぐ/3か月以内/半年以内)
- 譲れない条件(勤務形態・夜勤回数・通勤)
- 避けたい条件(人員不足・教育なし等)
看護師転職サービス:登録方法(詳細)
ここでは「登録に迷わない」ように、実際の利用フローを統一フォーマットで整理しています。筆者が各転職サービスの公式案内やFAQを確認したうえで、登録から面談、面接対策までの流れを要約しています。
1)ナースではたらこ:登録〜面談〜面接対策
登録の流れ:公式の登録フォームまたは電話で基本情報を入力 → 担当者が希望条件をヒアリング → 求人提案 → 応募 → 面接日程調整 → 面接対策 → 内定・条件確認、という流れです。
スマートフォン・PC・電話いずれからでも登録でき、登録後は担当者が一貫してサポートする形式となっています。
面接対策で重要なのは「想定質問」だけでなく、応募先ごとの“見られるポイント”を先に聞くことです。担当に「この施設で落ちやすい理由は何ですか?」と質問すると精度が上がります。
2)ナース専科 転職(旧ナース人材バンク):登録〜求人提案
手順:①求人ページの応募ボタン/登録→②キャリアパートナーが条件をヒアリング→③公開+非公開求人を提案→④応募・面接調整。公式FAQでは応募ボタンから登録する案内があります。
3)マイナビ看護師:登録後の面接対策
手順:①登録フォーム入力→②ヒアリング(電話/面談等)→③求人紹介→④応募→⑤面接対策(書類添削・模擬面接)→⑥内定・条件交渉。面接対策(模擬面接等)の案内が掲載されています。
4)レバウェル看護:登録〜連絡の流れ
手順:①電話または無料登録フォーム→②ヒアリング→③求人紹介→④応募→⑤面接対策。登録手段(電話・フォーム)の案内が掲載されています。
実際に使ってみた所感(筆者コメント):登録フォームは1分前後で完了する設計が多く、入力は「資格・希望働き方・居住エリア・連絡先」が中心です。UIはスマホ前提で、途中離脱しにくい導線でした。担当者とのやり取りはLINE/電話/メールが混在するため、最初に「希望の連絡手段」を伝えるとストレスが減ります。
よくある質問
面接で緊張してうまく話せません。どうすればいい?
緊張は自然なので、無理に抑えようとせず「結論→理由→具体例」の順番だけ守ってください。最初の一文を固定(例:「結論からお伝えします」)にすると、途中で頭が真っ白になりにくいです。
退職理由は正直に言うべき?人間関係が理由の場合は?
嘘で固めるより、事実を角を立てずに要約し、「学び」と「再発防止」を添える方が安全です。人間関係の場合は個人批判を避け、「連携の仕組み」「情報共有の不足」など構造に寄せ、次はどう動くかを話してください。
逆質問は何個くらい用意すべき?
基本は2〜3個で十分です。教育・安全・連携の順で用意し、面接中に解消されたら別の質問に差し替えます。
自己PRと志望動機が被ってしまいます
被ってOKです。志望動機は「なぜここか」、自己PRは「だから貢献できる」を意識し、結論の主語を変えるだけで整理できます。
面接対策は転職サイトを使った方がいい?
独学でも可能ですが、面接官の癖や施設ごとの深掘りポイントは外から分かりにくいです。模擬面接や想定質問をもらえる場合があるため、短期決戦なら併用が現実的です。
まとめ(面接で落ちないための最終チェック)

看護師の面接は、想定質問を丸暗記して勝つゲームではありません。合否を分けるのは、回答の中身が一貫しているか、そして「この職場で長く活躍できる根拠」が伝わるかです。
準備としては、①志望先の理念・患者層・教育体制を3点に要約し、②自己紹介を30秒と60秒で作り、③エピソードをSTARで短く話せるようにする。これだけで、回答が“判断材料”になります。
頻出質問(自己紹介・志望動機・退職理由・自己PR・強み弱み・失敗経験・インシデント対応)は、面接官の意図がだいたい決まっています。だからこそ、「結論→根拠→貢献」の順番を崩さないことが最優先です。逆質問は最後の加点ゾーンなので、教育・安全・連携の順に2〜3個用意し、条件面は“働き続けるための確認”として丁寧に1問に留めると印象を落としにくいです。
また、短期で内定を狙うなら、転職サービスの面接対策(想定質問・模擬面接・日程調整)を使うのも有効です。筆者が実際に触った体感として、登録UIはスマホ前提で短く、連絡手段を最初に指定するとストレスが減りました。最後にもう一度、あなたの軸(①実現したい看護②活かせる強み③継続勤務の根拠)を一文で言えるか確認してから面接に臨んでください。ここが固まっていれば、想定外の質問が来ても崩れません。
筆者プロフィール
看護師転職メディア編集長/看護業界取材歴2年。看護師の転職経験者へのヒアリング、転職支援サービスの比較検証(登録〜面談〜面接対策の流れ確認)を継続し、面接で評価されやすい回答の型を研究しています。

